ボルシアMGの町野修斗(右) photo/Getty Images
開幕戦では終盤から途中出場
ハンブルガーSVとのブンデスリーガ開幕戦を0-0のスコアレスドローで終えたボルシアMGは、30日(現地時間)にリーグ戦初勝利をかけてシュツットガルトとのアウェイゲームに臨む。
昇格組のハンブルガーSVを相手にボルシアMGがノーゴールに終わった原因は、ティム・クラインディーンストの不在にあるとみて間違いないだろう。
それだけに新加入の町野修斗にかかる期待が俄然高まっている。ボルシアMGへの移籍が決まる前から痛めていたふくらはぎの怪我の影響でハンブルガーSV戦の出場が危ぶまれていた同選手だが、83分にタバコビッチと代わって途中出場。次節シュツットガルト戦ではより長い時間プレイする可能性が高い。
町野自身もゴールとチームの勝利に飢えている。ドイツ紙『Bild』の取材に応じた同選手は、今季のブンデスリーガで何点取るつもりかと問われると、「15点。良いチームだから僕にもきっと点を取るチャンスが来ると思う」とコメント。さらにチームとしての目標については、「ヨーロッパの大会の出場権獲得。可能だと思う。その目標を達成するために僕らは全てを注ぐつもりです」と語り、UEFAカンファレンスリーグなどの出場権が得られる6位以上をめざすと明言した。
岡崎慎司氏がマインツ在籍時の2013-14シーズンに15ゴールをマークしていて、これがブンデスリーガにおける日本人選手のシーズン最多得点記録となっている。また、ボルシアMGは2020-21シーズンにUEFAチャンピオンズリーグに出場したのを最後にヨーロッパの大会から遠ざかっているため、町野の掲げた目標はどちらも決して簡単なものではない。