チェルシーのN・ジャクソン photo/Getty images
異例の破談
去就注目のセネガル代表は所属クラブに帰還するようだ。
『Sky Sport』のフロリアン・プレッテンベルク氏によると、チェルシーに所属する24歳のセネガル代表FWニコラス・ジャクソンのバイエルン・ミュンヘン行きは破談に終わったという。
2023年7月にビジャレアルからチェルシーへ完全移籍を果たしたジャクソンはプレミアリーグ初挑戦となった23-24シーズンは決定機を逃す場面も多く批判に晒されることもあったが、最終的には31試合に先発出場し、14ゴール5アシストを記録。昨季も怪我がありながらもプレミアリーグ30試合で10ゴール5アシストと2年連続で二桁得点を記録するなど活躍。しかし昨季の終盤戦にUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けた重要なゲームとして臨んだニューカッスル戦やクラブW杯のフラメンゴ戦での軽率な一発退場などもあり、今夏の移籍市場では退団が噂されていた。
そんなジャクソンだがバイエルン移籍が目前で破談に終わった模様。同氏によると、リアム・デラップ負傷でFW不足に陥っていたチェルシーはジャクソンに復帰要請を出し、売却の場合も完全移籍での売却のみを容認する方針だったため、レンタル移籍を望んでいたバイエルンは撤退を決断したとのこと。すでにバイエルンはジャクソンに交渉中止を通達しており、同選手とその代理人はイングランドに帰還しているという。
バイエルン移籍が目前で破談に終わったジャクソンだが、果たしてチェルシーで従来の通りプレイすることはできるのだろうか。
Nicolas Jackson's fifth goal of the #PL season. #CFC | #LIVCHE pic.twitter.com/6AzBFKOqIr
— Chelsea FC (@ChelseaFC) October 20, 2024