右SBを高レベルでこなし、超絶FKも叩き込む 大活躍のショボ...の画像はこちら >>

右SBとして大活躍だったショボスライ Photo/Getty Images

代役以上の活躍だ

プレミアリーグ第3節、アーセナルとのビッグマッチを1-0と制した昨季王者リヴァプール。勝負を決めたのは、MFドミニク・ショボスライの驚愕のFKだった。

やや遠目の位置から放たれた一撃は正確にゴール左上隅をとらえており、アーセナルGKダビド・ラヤもどうしようもないスーパーゴールだった。

この試合には右サイドバックとして先発したショボスライ。本来はMFだが、ジェレミー・フリンポンの離脱とコナー・ブラッドリーのコンディションによりSBをこなすことに。ここでも安定したパフォーマンスを披露しており、アーセナルの左ウイングであるガブリエウ・マルティネッリにほぼチャンスを与えなかった。

ショボスライは試合後『sky sports』に次のように語っている。

「幸運にもフリーキックの練習ができていた。今回は少し遠いと思ったけど、『リスクを負ってみよう』と思ったんだ。自分に自信があったのでトライした。そしてついにフリーキックで得点できたんだ」

「いつも練習していたから、昔フリーキックを蹴っていたトレント(・アレクサンダー・アーノルド)についても言及すべきだね。ついにチャンスが回ってきたから、それを実行したんだ」

昨季までリヴァプールのセットプレイといえば、A・アーノルドの独壇場であり、正確なキックでいくつものゴールを演出してきた。しかし同選手は今夏レアル・マドリードに去ったため、ショボスライにチャンスが回ってきた。

『THE Sun』は、ファンがA・アーノルドについて言った冗談をいくつか紹介している。


「トレントって誰!?」
「トレント・ショボスライ!」
「ショボスライがいるのに、トレントなんて必要ないよ!」

稀代のセットプレイキッカーを失ったリヴァプールだったが、そのおかげで新たな武器を手にいれることになったようだ。



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