ミラン移籍決まったラビオ photo/Getty Images
約1ヶ月後に対戦
中断明けのセリエA第3節で、注目を集めているカードがある。ACミラン対ボローニャの一戦だ。
この試合が注目されている理由は2人の新加入選手にある。ミランに加入したMFアドリアン・ラビオとボローニャに加入したFWジョナサン・ロウだ。
両者はマルセイユでチームメイトとしてプレイしていたが、リーグ・アン第1節のレンヌ戦の後、ロッカールームで言い合いとなり、殴り合いにまで発展したと報じられ、大きな話題に。
指揮官のロベルト・デ・ゼルビは「まるでバーでのケンカ」と表現し、クラブの会長はパブロ・ロンゴリア氏は「前例のない暴力行為」と2人を非難。その後、ラビオとロウは放出リスト入りし、追放されるような形でマルセイユから去ることになった。
そんな両者が起こした「ケンカ騒動」から1カ月、舞台をイタリアに移し、2人は対戦相手として激突する。米『ESPN』と伊『La Gazzetta dello Sport』はこの一戦に注目しており、イタリアメディアは「まるで映画の脚本のように、2人は最初の機会である9月14日サン・シーロで再び顔を合わせる」、「運命のいたずらだ」と報じた。
思わぬ形で再会するラビオとロウ。中断明けのミラン対ボローニャの一戦に注目したい。