今夏注目を集めた2人のストライカーがコンビを組む Photo/Getty Images
エランガやクルセフスキもいる
ヨーロッパの移籍市場がおおむねクローズしたが、今夏は大きな移籍が行われた。特にリヴァプールに加入したアレクサンデル・イサク、アーセナルに加入したヴィクトル・ギェケレシュの移籍は大きな注目を集めた。
リーグ戦は一段落し代表マッチウィークとなるが、このイサクとギェケレシュが前線でコンビを組むのがスウェーデン代表だ。この両名のほか前線から中盤にかけてはアンソニー・エランガ(ニューカッスル)、ヤシン・アヤリ(ブライトン)、ヒューゴ・ラーション(フランクフルト)らがおり、怪我で離脱中のデヤン・クルセフスキ(トッテナム)も加えればかなりのタレントが顔を揃えることになる。
昨年11月のネーションズリーグではアゼルバイジャンを6-0と一蹴。ギェケレシュはこの試合で4得点を記録した。今年に入ってからはルクセンブルクに0-1と敗れたものの、その後北アイルランドに5-1、ハンガリーに2-0、アルジェリアに4-3と親善試合3試合連勝を飾っており、強力な攻撃力を見せつつある。
W杯予選のスロベニア戦、コソボ戦を前に、ギェケレシュはイサクとのパートナーシップについて語っている。『ESPN』がコメントを伝えた。
「代表チームに優秀な選手がいるのはいつでも良いことだ。もちろん来年のワールドカップ出場を目指しているし、チームに最高の選手が揃っていれば、それはもちろんプラスになるはずだ」
「一緒に数試合プレイして、とても良い感触を得た。彼も僕もゴールを決めて、お互いにアシストし合ったんだ。この調子でチームとしてさらに成長していくのは良いことだよ」
手応えを語ったギェケレシュ。グループBには堅守を誇る強敵スイスも待ち構えているが、1位となればそのまま本大会出場を決めることができる。