インテルで成長するビセック photo/Getty Images
インテルはパヴァールよりも将来性を選んだ
インテルは今夏にマンチェスター・シティからDFマヌエル・アカンジをレンタルで加え、代わりにDFバンジャマン・パヴァールをマルセイユへと手放した。
アカンジは経験豊富なセンターバックで、これでインテルの最終ラインがどう変わっていくか興味深い。
マルセイユにレンタルで手放したパヴァールはフランス代表での経験もある実力者だが、同メディアはインテルのフロントがパヴァールよりも若くて将来性のあるビセックの方を選んだと伝えている。
パヴァールが29歳を迎えて今後市場価値が低下していくのに対し、『Transfermarkt』でのビセックの市場価値は3500万ユーロまで上昇している。デンマークのオーフスGFから加入した時は500万ユーロだったため、この2年で7倍に増えたことになる。
チームは敗れたが、ビセックは先日行われたセリエA第2節・ウディネーゼ戦にセンターバックの一角としてフル出場している。元より196cmのサイズを誇る有望なDFと期待されていたが、前任のシモーネ・インザーギの下でビセックは着実に成長してきた。
セットプレイのターゲットにもなることができ、ビセックはインテルの重要戦力になりつつある。新戦力のアカンジも楽しみだが、成長を続けるビセックも頼れる戦力だ。