CWCで大ブレイクしたG・ガルシア photo/Getty Images
まだセンターフォワードは絶対的エースが決まっていないとの見方も
昨夏のEURO2024を制し、優勝候補の一角として来年の2026ワールドカップへ挑むことになるスペイン代表。全体的にタレントが揃っているが、スペイン『as』が注目するのがセンターフォワードの人選だ。
気になる存在と紹介されたのは、今夏のクラブワールドカップ2025で一気に知名度を上げたレアル・マドリードFWゴンサロ・ガルシアだ。
指揮官シャビ・アロンソの信頼を掴みつつあり、今季リーグ戦でも3試合続けて途中出場のチャンスを得ている。仮にこの1年でさらなるブレイクを果たせば、スペイン代表入りも見えてくるかもしれない。
まだA代表には招集されていないが、ガルシアはU-21スペイン代表の方には招集されている。U-21スペイン代表は今月5日にU-21欧州選手権予選でキプロス、9日にコソボと対戦する予定となっており、ガルシアはまずU-21のカテゴリーからアピールしていくことになる。
ただ、同メディアはガルシアがウォルバーハンプトンMFフェル・ロペス、エルチェMFロドリゴ・メンドーサと共にA代表のトレーニングセッションに参加したと伝えていて、すでにA代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテもガルシアに期待をかけているのだろう。
現在のA代表では経験豊富なアルバロ・モラタ、FCポルトでブレイクする大型FWサム・オモロディオン、バルセロナでロベルト・レヴァンドフスキに負けじと活躍するフェラン・トーレス、レアル・ソシエダFWミケル・オヤルサバルらがセンターフォワード候補となるが、32歳を迎えているモラタ、まだA代表のシステムに適応したわけではないオモロディオンなど、まだ確固たるエースは決まっていない。
同メディアはガルシアにもチャンスがあると見ているようで、ガルシアがブレイクすればセンターフォワードの選択肢が増えることになる。クラブワールドカップでの活躍から一気にスペイン代表入りとなれば驚きの躍進だが、ガルシアは今季レアルで爪痕を残せるか。