マンチェスター・シティのドク photo/Getty Images
CFだけでなくWGのゴールも欲しい
今夏の移籍市場でもプレミアリーグが主役だった。特にBIG6は攻守にわたって即戦力を獲得し、過密日程に耐えうるスカッドを構築した。
『Daily mail』では市場が閉幕したこのタイミングで、各クラブの前線の戦力を調査。今夏どのような変更が行われたのかまとめている。
プレミアリーグでの覇権奪還を目指すマンチェスター・シティの変化はラヤン・チェルキの加入とオスカー・ボブの復帰だろう。
チェルキは負傷の影響で早々に離脱となってしまったが、ジャック・グリーリッシュの10番を背負い、攻撃面でのクリエイティビティを期待されている。
ボブはサビーニョの移籍騒動もあって、開幕から継続して右WGで出番を得ている。まだ得点はないが、すでに高いテクニックを披露しており、今後はパフォーマンスの継続が課題となるか。
同メディアはアーリング・ハーランドに続くアタッカーの不在を指摘。ハーランドは依然として高いパフォーマンスを披露しているが、彼とともに相手を脅かす2人が必要だと主張した。
シティはペップ・グアルディオラ監督就任以降、多くのシーズンでリーグ戦90ゴール以上を記録している。最多は17-18シーズンの106ゴール。セルヒオ・アグエロが21ゴールを決め、ラヒーム・スターリングが18ゴール、リロイ・サネが10ゴールと両翼も二桁得点を記録している。
しかし、昨季のシティは二桁得点がハーランドのみ。
このWGの得点力不足はシティの課題といえるだろう。現状ドクとボブはドリブルで怖さがあるものの、得点という面ではスターリングとサネに大きく差をつけられている。
得点力のあるMFのロドリは復帰したものの、23-24シーズンで19ゴールのフォーデンは再び負傷に苦しめられている。ハーランドは今季もゴールを奪っているが、彼に続くスコアラーは出てくるのだろうか。