現在は無所属となっている冨安 photo/Getty Images
ミラン加入の可能性浮上
ACミランが、今夏アーセナルから契約満了となった冨安健洋の獲得を検討しているようだ。
冨安は長期にわたる膝の故障から回復するのに苦労し、ガナーズに所属した4年間で84試合の出場にとどまった。
その冨安には、複数のクラブが獲得を検討する中、日本時間4日に移籍評論家のエクレム・コヌール氏が「ACミランはフリーエージェントのディフェンダー、冨安健洋を注視しているが、まだ正式なオファーは出されていない。この日本代表選手は、セリエA、トルコ・スュペル・リグ、ラ・リーガ、そしてプレミアリーグから関心を集めている」と自身のXに投稿した。
ただいずれのクラブも膝のケガに大きな懸念を持っていることを示唆。「各クラブは彼のケガの状況を慎重に評価してから動く予定だ」とも綴っている。
ミランはこの夏、ストライカーのビクター・ボニファスの契約をコンディションの問題から破談にした。ボニファス本人も移籍が実現しなかったのは、過去の膝のケガが理由だと明かしている。
冨安も彼同様に膝のケガに苦しんでいることから、ミランはこの日本人DF獲得には慎重な姿勢を取ることが予想されるが、果たして獲得に向けて話が進むのか。その動向に注目したい。