マンチェスター・シティのハーランド photo/Getty Images
シティに欠かせないCFとなった
ドルトムントからマンチェスター・シティに移籍し、その後はプレミアリーグで得点を量産しているアーリング・ハーランド。加入後すぐに欠かせない選手となったノルウェー代表FWは1月にシティとの契約を2034年まで延長している
そんなハーランドだが、シティではなくアーセナルに加入する未来もあったようだ。
『talkSPORT』ではアーセナルの元スカウトであるライアン・マーグモット氏が、当時17歳だったハーランドをノースロンドンに連れてくるべく彼の父親で、元シティのアルフ・インゲ・ハーランド氏と獲得について話し合ったと明かしている。
「私はハーランドが17歳の時に、代表チームでプレイしているのを見たことがある。当時のハーランドはサイズがあり、スピードもあった。(活躍するための)すべてを持っていたんだ」
「しかし、あの時の彼を、あの年齢でアーセナルに連れてきたら、トップチームに入れただろうか」
「私はリーズの監督をしていたこともあり、彼の父であるアルフと話した。そこで彼のキャリアが完全に計画されていることがわかったんだ」
「トップチームでプレイすることがサッカーのすべてだ。ウェイン・ルーニーのような選手はそう多くない」
ハーランドの父親であるアルフ・インゲ・ハーランド氏は息子の成長プランを綿密に立てており、10代の段階ではアーセナルのようなビッグクラブに行くべきではないと考えていたようだ。
実際にこの年代でのプレイタイムは非常に貴重で、多くのクラブはレンタルに出して武者修行に出すことが多い。
ノルウェーの名門モルデを離れたハーランドはレッドブル・ザルツブルク、ドルトムントとトップチームでプレイタイムを得られるクラブで順調に経験を重ね、シティで大きく羽ばたいた。