ベルギー代表では当たりが出ないオペンダ photo/Getty Images
ルカクに次ぐNo.2FWとして期待は大きいが
ライプツィヒではゴールを量産し、今夏にはユヴェントスへと移籍を果たした25歳のベルギー代表FWロイス・オペンダ。ベルギーサッカー界にとっても特別な存在であり、黄金世代が終わりを迎えつつある現在はオペンダらの世代が中心になっていかなければならない。
しかし、クラブと代表のオペンダは別人だ。ブンデスリーガでは得点を量産してきたが、ベルギー代表では通算28試合に出場して3ゴールしか決めていないのだ。
現在ベルギーでは黄金世代の1人であるFWロメル・ルカクが負傷離脱しており、本来はルカクに次ぐ第2FWであるオペンダに頑張ってほしいところ。しかし、オペンダは4日に行われた2026ワールドカップ欧州予選のリヒテンシュタイン戦でも61分間プレイしてゴールを奪えず。チームは6-0で大勝したが、オペンダに当たりは出なかった。
この状況を元ベルギー代表のマルク・デグリース氏も嘆く。クラブでの実績は確かだが、代表ではルカクに次ぐNo.2FWとは言えないだろう。
「プレッシャーから解放される絶好の機会だったが、リヒテンシュタイン相手にゴールを奪えないとはね。彼は代表28試合で3ゴールしか奪えていない。これは代表にとって問題だ。これまでのオペンダはルカクに次ぐNo.2だったが、その座を守るのはますます難しくなってきていると思う」(『Het Laatste Nieuws』より)。
レアンドロ・トロサールやチャールズ・デ・ケテラエルも最前線に入ることは可能で、今回の代表戦ではミッチー・バチュアイも招集されている。