バイエルンへ移籍したN・ジャクソン photo/Getty Images
ドイツでゴール量産なるか
今夏チェルシーからバイエルンへ移籍を果たしたFWニコラス・ジャクソンが移籍を決断した理由を明かした。英『Evening Standard』が報じている。
2023年夏にビジャレアルからチェルシーに加入した同選手。23-24シーズンは公式戦44試合で17ゴール6アシスト、24-25シーズンは公式戦37試合で13ゴール6アシストとここ2シーズン一定の数字を残してきた同選手だったが、チェルシーは今夏リアム・デラップとジョアン・ペドロを獲得。これにより、序列が下がる可能性が報じられ、移籍を検討していると考えられていた。
デラップが怪我したことで、このレンタル移籍が破談になる可能性もあったが、ジャクソンは最終的にバイエルンへ。一定の出場時間を満たせば6500万ユーロの買取義務が生じる契約と言われている。そんななか、ジャクソンは移籍の理由について次のように話している。
「とても強い感情があったが、皆さんが考えるような理由ではなかった。世界有数のクラブに加入できたこと、新たなリーグや他の偉大な選手たちと出会えたことはただただ非常に嬉しかった」
「同時に、チェルシーやチームメイト、そしてサポーターの皆さんと離れるのは少し寂しかった。そこではカンファレンスリーグとクラブワールドカップで優勝するなど、たくさんの感動を味わったからね」
「今は新しいプロジェクトに100%集中している。アリアンツ・アレーナの素晴らしい雰囲気を早く体験したいよ」
「サッカーにはサイクルがたくさんある。時には物事が思うように進まないこともある。それもまたサッカーの一部だ。
バイエルンではワールドクラスのストライカーであるハリー・ケインとポジションを争うことになるジャクソンだが、新天地を求めたストライカーの成長に注目したい。