レアル・マドリードのキリアン・ムバッペ photo/Getty Images
自身はラ・リーガ1年目で得点王
フランスのサッカー雑誌『France Football』が主催する記者投票によって選ばれるバロンドールは、サッカー選手にとって世界最高の個人賞とされ、これまで数々の名選手が受賞してきた。
今年も9月22日にパリで授賞式が予定されている。
キリアン・ムバッペも候補者の一人だ。昨年夏にフリー移籍でパリ・サンジェルマン(PSG)からレアル・マドリードに加入した同選手は、ラ・リーガでは34試合に出場して31ゴールを記録し、得点王を獲得。チームはリーグ優勝を逃したものの、持ち前のスピードとテクニックでゴールを量産し、期待通りの活躍を見せた。
しかしムバッペ本人は、今年のバロンドールを自身が受賞する可能性は低いと見ているようだ。フランス紙『L'Equipe』の取材に応じた同選手は、バロンドールについて話題が及ぶと、「僕は今年は受賞できない」と発言。PSG時代の同僚だったウスマン・デンベレ、アクラフ・ハキミの名前を有力候補として挙げ、「でも、この二人のうちのどちらかに決めることは僕にはできない。大事なのは彼らのパフォーマンスが人々に認められること。そしてどちらが選ばれても、それは僕にとってすごく嬉しい出来事になると思う」と語り、PSGの中心的存在として活躍する両選手の受賞を願っていることを明かした。
果たしてムバッペの予想通りデンベレかハキミがバロンドールを獲得することになるのだろうか。