英紙がBIG6以外でPLベストイレブン作成 人気だったのはボ...の画像はこちら >>

昨季のシティ戦でゴールを挙げたセメンヨ photo/Getty Images

中堅クラブにも実力者がひしめき合う

プレミアリーグを代表するクラブといえば、リヴァプールやアーセナルからなるBIG6だが、近年のリーグテーブルではそのBIG6以外のクラブがトップ6フィニッシュしている例は少なくない。昨季はニューカッスルが5位、アストン・ヴィラが6位、22-23シーズンにはブライトンが6位でシーズンを終えている。



『The Athletic』はシーズンが始まったばかりのこの段階で、6人の記者がそれぞれBIG6以外の14クラブで1クラブから1人という縛り付きで、プレミアリーグベストイレブンを作成した。

その中で6人中5人の記者が選んだのが、ボーンマスのFWアントワーヌ・セメンヨである。

セメンヨは2023年にブリストル・シティからやってきたアタッカーで、ポジションはFW。左WGを本職としているが、逆足である左足の精度も高く、アンドニ・イラオラ監督は右WGとして起用することもある。

昨季は公式戦42試合で13ゴール7アシストを記録。今季のボーンマスはディーン・ハイセン、ミロシュ・ケルケズ、イリア・ザバルニーと守備陣の主力を引き抜かれたが、セメンヨはここまでの4試合ですでに3ゴール2アシストを記録しており、チームを牽引している。

同メディアの記者であるスチュアート・ジェイムズ氏が語るように今季セメンヨがビッグクラブに引き抜かれなかったのは奇跡といえるだろう。トッテナムが移籍市場序盤で関心を示していたが、途中からマンチェスター・シティのサビーニョにターゲットを変更している。

セメンヨはスピード、強さ、賢さの三拍子が揃ったアタッカーで、まだ25歳と若い選手だ。今冬、もしくは来夏での争奪戦は避けられないだろう。

一方でブライトンに所属する日本代表の三笘薫は6人の記者が選ぶベストイレブンには選出されなかった。1クラブ1人という縛りがあり、多くの記者は中盤でカルロス・バレバを選んでいたことが大きく影響した。


実際にオリバー・ケイ記者とティム・スパイアーズ記者の候補には入っていたが、前者はバレバを優先し、後者はウェストハムのジャロッド・ボーウェンを優先したと語っている。

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