なかなか波に乗れないウェストハム photo/Getty Images
退場が響きトッテナムに大敗
グレアム・ポッター監督率いるウェストハムは今シーズン、引き続き苦戦が続いている。
プレミアリーグ開幕から2連敗で8失点を許し、スタートダッシュに失敗していたウェストハム。
1点ビハインドのなか、54分にトマーシュ・ソーチェクが退場処分を受けると、ウェストハムはそこから2失点を許し、ホームでトッテナムに0-3の完敗。ウェストハムはリーグ戦4試合中3試合で3点差以上での負けを喫しており、守備陣が崩壊中となっている。
トッテナム戦の後、サポーターからは大ブーイングを浴びる形となり、ポッター政権にも厳しい視線が送られている。試合後、ポッター監督は英『Sky Sports』にて「スコアがスコアだから、人々が怒っている理由も理解できる」とサポーターへの理解を示しつつ、「我々は新しいチームだ。団結してこれまでうまくやってきたことに集中し、改善できる点を探さなければならない」と現状を変えるためにはチーム一丸となる必要があると語っている。
英『BBC』によると、ポッター政権でのリーグ戦勝率は27.3%となっており、これはウェストハムの監督史上2番目に低い数字になっているようだ。このままではポッター監督の座も危うくなるが、次節のクリスタル・パレス戦ではファンを納得させられるパフォーマンスを見せることができるだろうか。