フェイエノールトで活躍する上田 photo/Getty Images
開幕4試合で4ゴールと理想的なスタート
13日に行われたエールディヴィジ第5節ヘーレンフェーン戦では得点を奪えなかったが、今季開幕からフェイエノールトで日本代表FW上田綺世が絶好調だ。開幕4試合で4ゴールを奪っており、1番手FWの座を確保している。
チームも4連勝と最高のスタートで、ここまで上田の働きに文句はつけられないだろう。チームを指揮するロビン・ファン・ペルシーも上田がプレシーズンを通して大きく成長してくれたと称える。
上田に関してはフェイエノールト前監督で現在リヴァプールを指揮するアルネ・スロットが「我慢しろ。上田は優秀なストライカーになれる」と太鼓判を押していたことがあり、今の活躍ぶりはその言葉通りだ。ファン・ペルシーはスロットの言葉が正しかったかと問われ、次のように答えている。
「アルネはストライカーを見る目がある。もちろん、みんな分かっていたことさ。アヤセは素晴らしいプレシーズンを過ごしてくれた。信じられないほどハードにトレーニングしていたからね。最初の数週間は守備に重点を置いていたが、彼が進歩したのはその時だ。全てが完璧だったわけではないが、そのトレーニングが彼のフィジカルレベルを上げた。おかげでターンや高強度でのプレスなど、あらゆる面で向上が見られた」
「その後は渡辺も加入したけど、アヤセへのご褒美のようなものだ。
まずはエールディヴィジ二桁得点を目指したいところだが、上田はこのペースを維持できるか。ファン・ペルシーの下で1番手FWの座を着実に固めている。