惨敗を喫したアモリム監督 Photo/Getty Images
早くも解任がチラついてきた
プレミアリーグ第4節、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドのマンチェスター・ダービーが行われた。試合は18分のフィル・フォーデンのゴールでマンCがリードし、後半にはアーリング・ハーランドが2得点。
惨敗を喫したマンU。ルベン・アモリム監督は試合後に「私の哲学を貫く」と宣言したが、ファンやOBの間では失望が広がっているようだ。OBであるガリー・ネビル氏は『sky sports』で危機感をあらわにした。
「マンチェスター・ユナイテッドはまだ4試合しか戦っていないのに14位だ。10月になっても14位や15位にいるような状況では監督は困ることになる。早く勝ち始めなければならない。来週もし負けたら、15位か16位に転落してしまう。気づけば10月なのに、彼らはリーグのボトムハーフに沈んでいる。2億ポンドを投じて彼にプレシーズンを与えたのに、そんな状況にはならない。かなり早く状況を好転させなければならないし、監督の考えを選手たちに素早く理解してもらわねばならない」
次節の相手はチェルシーであり、マンUはまた厳しい戦いを強いられることになりそうだ。ネビル氏は早くも監督解任が起こるのではないかと心配しているようだ。
「監督のことが心配だ。今後数週間で何が起こるのか。パニックになる時ではないと思うが、私は以前にもこのような光景を見たことがある」
結果を出せずにいるアモリム監督。就任からの31試合で、獲得した勝ち点はわずか31ポイントにとどまっており、1試合平均ちょうど1ポイントしか獲得できていない。10月にはリヴァプール戦も控えているが、マンUは苦しい状況を脱することができるだろうか。