「歴史的!」アゼルバイジャンのクラブがCL史上初の勝ち点3!...の画像はこちら >>

決勝点を決めたカシュチュク Photo/Getty Images

勝利は大統領に捧げる

UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズの第1節が行われた。アゼルバイジャンから出場したカラバフは敵地でポルトガルのベンフィカと対戦したが、0-2からの劣勢をひっくり返し、3-2と逆転勝利を収めた。

開始16分で2点のリードを奪われたカラバフだったが、そこから反撃。30分にレアンドロ・アンドラーデのゴールで反撃の口火を切ると、後半開始直後の48分にマルコ・ヤンコビッチのパスを受けたカミロ・デュランがネットを揺らし同点に。そして86分、交代出場のオレクシー・カシュチュクが反転シュートを沈め、これが決勝点となった。

クラブは試合後、SNSの投稿を更新。歓喜に沸くドレッシングルームでの写真を掲載し、イルハム・アリエフ大統領にこの勝利を捧げるとポストした。

CL本戦での勝ち点3は、アゼルバイジャンのクラブ初の偉業となった。カラバフは17-18シーズンにアゼルバイジャンのクラブとして初めてCL本戦に出場したが、1勝も挙げることなくグループステージで敗退している。スペイン『AS』は「歴史的!」と見出しを打ち、カラバフの健闘を称えている。

一方、敗れたベンフィカは指揮官ブルーノ・ラージが退任する事態に。後任にはフェネルバフチェで指揮をとっていたジョゼ・モウリーニョが就任する見通しであるという。


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