バイエルンの指揮官コンパニ photo/Getty Images
CLでチェルシーと激突
バイエルンの指揮官ヴァンサン・コンパニ監督はCLリーグフェーズ第1節チェルシー戦を前にラヒーム・スターリングについて語っている。
現在は指揮官を務めるコンパニだが、現役時代にマンチェスター・シティでスターリングとプレイしており、共にタイトルも獲得している。
昨夏からチェルシーの監督に就任したエンツォ・マレスカのもとで完全に居場所を失っているスターリングだが、コンパニ監督は再びキャリアを軌道に乗せられると信じているようだ。スターリングの状況を聞かれた同監督は次のように話した。
「難しい問題だ。というのも、私はエンツォ(マレスカ)やチェルシーの同僚たちをとても尊敬しているからだ。監督として決断を下すのは簡単じゃないってことは分かっている。一方で、ラヒームは私の元チームメイトの一人だ。その絆はいつまでも変わらない」
「面白いことに、去年はレロイ・サネもここにいたし、この2人は私が所属していたチームで仲間だった時プレミアリーグで圧倒的な活躍を見せていた」
「この年齢で私が望むことといえば、まだ彼には十分な時間があるから状況を好転させて世界中に自分の実力を見せつけてほしい。そして最終的に全てが彼にとってうまくいき、その場にふさわしい状況になれることだ。それが一日も早く実現することを願っている。彼の幸運を心から祈っている」(英『METRO』より)
現在30歳を迎えたスターリングだが、チェルシーで再びプレイする可能性は限りなく低いと見なされており、現在はチームとは離れてのトレーニングを強いられている。
今冬の移籍市場でも新天地を探す必要がありそうだが、コンパニはかつてのチームメイトの再起を願っているようだ。