ベンフィカ指揮官就任が近いとされるモウリーニョ Photo/Getty Images
週末のリーグ戦に間に合うか
チャンピオンズリーグのカラバフ戦に敗れ、指揮官ブルーノ・ラージが辞任したポルトガルのベンフィカ。『A Bola』によると、後任として白羽の矢が立ったのはジョゼ・モウリーニョだ。
モウリーニョは水曜日の夜にバルセロナからリスボンへ飛び、到着すると報道陣の質問を受けている。
「何も言うことはない。飛行機に乗る前に、興味があるかと聞かれた。はい、興味があるかもしれませんと答えた」
「ベンフィカは正式に私に興味があるかと打診し、ポルトガルに戻ったら喜んで話し合いをすると言ってくれた。もしベンフィカに戻るとしても、それは25年後にキャリアを祝うことでも、故郷に戻ることでもない」
「4週間前に前のクラブ(フェネルバフチェ)を去った。シーズン終了まで監督をせず残るつもりだったかといえば、それは私の性分ではない。ただ、クラブに入りたかったんだ。仕事中毒だから、自分に合わないクラブに『はい』と言いたくなかったんだ」
「ベンフィカの監督になる可能性に直面したとき、私は迷わず『興味がある、やりたい』と答えた」
ベンフィカは25年前にモウリーニョが監督キャリアをスタートしたクラブでもあり、本人もいつかはポルトガルで指揮をとりたいと発言したことがある。マヌエル・ルイ・コスタ会長は週末のヴィラ・ダス・アベス戦でさっそく指揮をとってもらいたいと考えていると報道されていたが、やはり就任は秒読みのようだ。
CLにも帰ってくることになるモウリーニョ。ベンフィカを倒すのは簡単でなくなるかもしれない。