昨季はアーセナルへレンタル移籍していたスターリング photo/Getty Images
ロジャーズ監督はリヴァプール時代の恩師
チェルシーで居場所を失っているFWラヒーム・スターリング(30)に興味を示す新たなクラブが出てきたようだ。
2022年夏にマンチェスター・シティからチェルシーに移籍したスターリングだったが、昨夏新監督に就任したエンツォ・マレスカ体制では完全に構想外となり、昨シーズンはアーセナルへレンタル移籍をしていた。
レンタル先のアーセナルで期待はずれのパフォーマンスに終わった同選手は今夏の移籍市場で新天地を見つけることはできず。様々なクラブとの関係が噂されたが、週給約30万ポンドとも言われている同選手の高額な給与が大きな障壁になっていると考えられていた。
現在はトップチームとは別でトレーニングをしているスターリング。移籍をするには冬まで待つ必要があるが、英『FootballTransfers』によると、旗手怜央や前田大然ら日本人も多く所属するスコットランド王者のセルティックがスターリングの獲得に興味を持っているという。
CL出場を逃したセルティックは今シーズンELを戦うことになったが、優勝を目指す上で冬に戦力アップとなる選手を獲得したいと考えており、リヴァプール時代にスターリングを指導したブレンダン・ロジャーズ監督は教え子との再会を視野に入れているようだ。
セルティックはレンタル移籍での獲得を目指しているが、やはり同選手の給与が問題になってくる模様。セルティックとしては週給5万ポンドを負担する準備があり、残りをチェルシーが負担する形で容認されれば、経済的にも移籍を実現させられる見込みだという。
チェルシーが給与負担の割合について納得するかどうか不明だが、同メディアは「スコットランドへの6ヶ月間のレンタル移籍は、スターリングが夏の完全移籍前に失った価値を取り戻す助けになるだろう」と綴っており、両クラブ、そして出場機会を求めるスターリングにとってもいい機会になると考えている。
プレイするためには移籍先を探す必要があるスターリングだが、セルティックは獲得へ本腰を入れるのか、注目だ。

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