CLデビューを飾った板倉 photo/Getty Images
強豪相手に奮闘も結果につながらず
サッカー日本代表DF板倉滉が、アヤックスで欧州チャンピオンズリーグ(CL)初出場を果たした。
ホームでのインテルとの初戦にセンターバックとして先発し、84分までプレイしたが、チームは0-2で敗れた。
昨季準優勝の強豪を相手に、アヤックスは前半から苦しい展開を強いられた。40分、FWミカ・ゴドツが相手GKと1対1の決定的なチャンスを迎えるもゴールならず。すると直後の42分、相手FWマルクス・ュラムにCKからヘディングで先制点を許した。
後半に入ると、さらにインテルの攻撃は勢いを増す。後半開始早々の47分にはCKから失点。板倉も競り合ったものの再びテュラムに頭で決められ、2点差とされた。
その後も板倉は、自身の好守から攻撃につなげるなど守備面で奮闘。しかし、アヤックスは最後まで得点を奪えず、CLのスタートを黒星で飾ることとなった。
試合後、アヤックスのヨン・ハイティンハ監督は「前半はポゼッションで多くのチャンスを与えなかった。試合をコントロールし、得点する絶好の機会もあった。セットプレイはインテルにとって大きな武器であり、そこから得点を許してしまい、後半早々に2点目を奪われて難しい試合になった」と振り返った。
板倉にとってはほろ苦いCLデビューとなったが、この厳しい経験を今後の成長につなげていくことが期待される。