これまで強豪クラブを率いた名将モウリーニョ監督
25年ぶりにベンフィカの指揮官就任
ポルトガルの強豪ベンフィカは日本時間19日、ジョゼ・モウリーニョ氏が新監督に就任すると発表した。
フェネルバフチェを解任されていたモウリーニョ氏にとって、ベンフィカはキャリアをスタートさせたクラブであり、約25年ぶりの復帰となる。
就任会見でモウリーニョ監督は、自身の変化について語った。以前よりも「利他的になり、自己中心的ではなくなった」と述べ、「私は重要ではない。ベンフィカが重要で、ベンフィカのサポーターが重要だ」と強調した。
また、今回の復帰は「最高のクラブでの戦いに戻ってこれた。私はベンフィカを勝利に導くためにここにきた」と力強い言葉で表現した。
さらに、選手たちへのメッセージとしては「ベンフィカのユニフォームを着ることの重みを理解させたい」と話し、今後シーズンを戦う上で「クラブの歴史とサポーターの情熱が、私たちを突き動かす原動力となる」とサポーターへのメッセージも残した。
モウリーニョ監督の復帰は、ベンフィカに新たな風を吹き込むことができるか。スペシャルワンから「利他的な姿勢」へと変化した彼の戦略が、今後どのような形でチームに反映されるか注目される。