アーセナルでさっそく活躍しているスビメンディ photo/Getty Images
21日には直接対決
21日、プレミアリーグ第5節ではアーセナルVSマンチェスター・シティのビッグマッチが行われる。
このカードの注目ポイントの1つになるのが中盤の主導権争いであり、特にアーセナルではMFマルティン・スビメンディ、マンCではMFロドリのスペイン代表対決だ。
ロドリは現役最高のアンカーと言われてきたが、昨年9月に右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまった。その間にスペイン代表で存在感を強めたのがスビメンディで、今月の2026ワールドカップ欧州予選でもスビメンディが中盤の底に入っていた。もはやスビメンディはロドリの立ち位置を脅かす存在になっているのだ。
英『Independent』も今回の直接対決に注目していて、来年の2026ワールドカップへスペイン代表のアンカー1番手争いになると取り上げている。
「ロドリが負傷した際はスペインサッカー界に緊張が広がったが、世界はすぐにスビメンディの存在を知ることになった。彼はロドリの役割を難なく引き受けたのだ。スビメンディはロドリと同じくスペイン代表の中盤をスムーズに動かし、自身のキャリアを新たなレベルへと引き上げた。その後はあらゆるクラブが彼を欲しがり、1年の時を経てアーセナルが獲得に成功した」
「ロドリとスビメンディは今回のゲームで直接対決する可能性が高い。スビメンディは、もはや控え選手ではない。ロドリに匹敵する、あるいはそれ以上の実力があることを再び証明することが期待される。スペイン代表でもロドリのポジションを奪いつつあり、ロドリにとっては代表のスタメン復帰へポジションを取り戻すための戦いだ。今回の対決でどちらが中盤エリアを支配するのか。これが試合の行方を大きく左右し、タイトルレースの行方を左右することになるだろう」
スビメンディはリーグ戦で2ゴールを記録するなど、早くもインパクトを残している。ロドリはまだ100%の状態へ戻している最中と言えるが、スビメンディがロドリを脅かす位置まできているのは間違いない。今回の直接対決でインパクトを残すのはどちらか。スペイン代表MFの2人を軸とする超ハイレベルな中盤の主導権争いは注目ポイントだ。
Martin Zubimendi, from all anglespic.twitter.com/3aH0txpBuy
— Premier League (@premierleague) September 13, 2025