クリスタル・パレスの無敗記録がなんと「17」に ビッグクラブ...の画像はこちら >>

パレスを率いるグラスナー監督 Photo/Getty Images

リヴァプールやチェルシーにも負けない

クリスタル・パレスはプレミアリーグ第5節でウェストハムに2-1と勝利、順位を暫定で4位まで浮上させた。

あまり注目されないが、クリスタル・パレスは現在、無敗記録の更新に迫っている。

昨季から数えて、チームは現在公式戦17戦無敗。最後に敗れたのは4月17日のニューカッスル戦で、そこからアーセナル、マンチェスター・シティ、リヴァプールと当たったにも関わらず無敗を維持している。今季に入ってからも開幕戦でチェルシーと当たったが、ここでも0-0と負けなかった。

17戦無敗はプレミア創立以来の同クラブの無敗記録を更新するものだ。プレミア創立以前に遡れば、1969年に18戦無敗という記録があると『The Athletic』が報じているが、この記録に並ぶまであと1試合に迫っている。また、ビッグ6以外では17試合無敗より長い無敗記録を持つのはプレミアの歴史上3クラブのみで、1995年のノッティンガム・フォレスト(18戦)、1994年のニューカッスル(18戦)、1996年のウィンブルドン(19戦)がこれに当たるという。

戦力潤沢とはいえないパレスだが、同メディアは「鉄壁の守備」「グラスナーの戦術の一貫性」「ジャン・フィリップ・マテタ」の3つが無敗記録を続けている要因だと分析している。今季も失点は2と少なく、グラスナー監督は明確な戦術プランをチームに浸透させている。マテタの存在は、ゴールだけでなくポストプレイによるボールキープにも貢献している。

次節はリヴァプール戦であるためこの記録が途切れてしまう可能性も高いが、現在の17試合無敗の記録のなかにはリヴァプールとの2試合(プレミア昨季最終節、コミュニティ・シールド)が含まれており、パレスがリヴァプールに土をつける可能性もある。負けないグラスナーのチームがどこまで記録を伸ばすか、注目だ。・


編集部おすすめ