CLに続き途中出場で結果を出したマルティネッリ Photo/Getty Images
途中出場からスピードが生きる
プレミアリーグ第5節、アーセナルとマンチェスター・シティの一戦は1-1のドローに終わった。
前半早々にカウンターからアーリング・ハーランドにネットを揺らされたアーセナル。同点弾が遠かったが、ようやく後半のアディショナルタイムにネットを揺らすことに成功する。
エベレチ・エゼからの長いパスに反応し、抜け出したのは途中出場のガブリエウ・マルティネッリ。前に出ていたGKジャンルイジ・ドンナルンマをループシュートで破り、劇的な同点弾を決めてみせた。
CLリーグフェーズのアスレティック戦でも途中出場からゴールを決めていたマルティネッリ。これで2戦連続でヒーローとなった。『Daily EXPRESS』は「ロスタイムに同点ゴールを決める、まさに質の高い瞬間を演出した」と評した。
第3節リヴァプール戦では先発したものの、対面のSBとして出場したドミニク・ショボスライに抑えられ、ほぼ何もできなかったマルティネッリ。遅攻の場面ではプレイの幅が狭いところが露呈してしまうこともある。しかしゲームが動いているところに途中から出てくるとなれば、これほど嫌な選手はいない。持ち前のスピードと裏抜けのセンスを存分に発揮するには、スーパーサブ的な起用がピッタリのように思える。
今夏、一時は売却の噂も立っていたマルティネッリ。レアンドロ・トロサールに加えエゼ、ノニ・マドゥエケと強烈なライバルたちの加入で立場が危ういかと思われたが、今季は途中から流れを変えるスーパーサブとして存在感を見せていくのかもしれない。
マルチネッリの劇的弾
— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) September 21, 2025
エミレーツ・スタジアムが揺れる
プレミアリーグ第5節#アーセナル v #マンチェスター・C
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