悔しそうな表情を浮かべるジョアン・ゴメス photo/Getty Images
今節はリーズに逆転負け
今シーズンのプレミアリーグは現在5試合を終えたが、ウェストハムとアストン・ヴィラのようにスタートダッシュに大きく失敗したチームがある。ウルブズだ。
今夏マテウス・クーニャ(マンチェスター・ユナイテッドへ)やライアン・アイト・ヌーリ(マンチェスター・シティへ)、ネルソン・セメド(フェネルバフチェへ)といった主力を失ったことで、ウルブズの新シーズンは苦しい時間が続いている。
ここまでプレミアリーグでは唯一5連敗を喫しており、現在最下位。3ゴール12失点と振るわぬパフォーマンスが続いていて、早くも降格候補として有力視され始めている。
田中碧が所属する昇格組のリーズと対戦した今節は開始早々の6分にクレイチーが先制点を挙げてウルブズが先にリードしたが、前半のうちにあっさり逆転されて1-3で敗戦した。まさに緊急事態が続いているなか、今夏ニューカッスルへの移籍も噂されたヨルゲン・ストランド・ラーセンはチームの考え方やメンタリティに問題があると考えている。
「今、我々は本当に厳しい状況に置かれている。我々は1-0でリードしていたのに、今日のような失点は許されない。失点したゴールは簡単なクロスからで、パスミスもあった」
「それは我々にとって、そして試合に出場したい選手たちにとっても大きな痛手だ。これは選手たちのメンタリティの問題であり、もっと改善する必要がある。メンタリティを変えなければならない。長いシーズンになるだろう」
「あのゴールは、我々のクオリティの高さを示していると思う。しかしボールを扱えるだけではダメだ。
今一度選手たちのメンタリティを変える必要があることを強調したラーセン。ミッドウィークに行われるカラバオカップ3回戦のエヴァートン戦を終えると、リーグ戦はトッテナム、ブライトンと強豪との戦いが続くが、ウルブズは現状を変えられるだろうか。