リヴァプールのフロリアン・ヴィルツ photo/Getty Images
伝統の一戦で存在感示せず
20日(現地時間)、リヴァプールはプレミアリーグ第5節でエヴァートンと対戦し、2-1で勝利した。
この試合では新加入のヒューゴ・エキティケが29分に貴重な追加点をチームにもたらして勝利に貢献したが、その一方で同じく今夏リヴァプールに入団したフロリアン・ヴィルツは61分から途中出場したものの見せ場を作ることはできず、両者の明暗はくっきりと分かれた。
試合後、リヴァプール専門メディア『Liverpool Echo』はヴィルツに10点満点の採点でチーム最低評価となる5点を与え、「左サイドでプレイしていたが、試合のテンポについて行けてなかった」と厳しい寸評を加えている。
また、リヴァプールのOBであるジェイソン・マカティア氏もカタールメディア『beIN SPORTS』に対して以下のように語っている。
「この試合は両チームにとって非常に重要な試合であり、デイヴィッド・モイーズはリヴァプールにプレッシャーをかけるためのメンバーを組んできた。ヴィルツは、この試合にチャレンジできるレベルに達していなかったと思う」
「彼は良い状態にあればクオリティを示すことができる。アトレティコ・マドリードとの試合ではビッグチャンスを4,5回作り出していた。しかし、周囲の人々はある特定の試合で彼にもっと多くの活躍を期待してしまうものなんだ。それは彼の責任ではなく、リヴァプールとはそういうクラブだからだ」
ここまで公式戦ではノーゴールと結果を出していないことから、ヴィルツに対する評価は日増しに厳しいものに変わりつつある。状況を変えるためには、一日も早く目に見える結果を出すしかないだろう。