マンチェスター・シティのニコ・オライリー photo/Getty Images
何度も関心を示しており評価の高さがうかがえる
プレミアリーグ第5節アーセナル対マンチェスター・シティの一戦が行われ、1-1のドローに終わった。序盤アーリング・ハーランドの得点でシティが先制したが、後半アディショナルタイムに同点ゴールが生まれた。
今季のシティは序盤からいきなり連敗を喫するなど、難しいスタートとなったが、マンチェスター・ユナイテッドとのダービーから始まったこの3連戦では2勝1分と悪くない成績を残している。
ローテーションを頻繁に用いるペップ・グアルディオラ監督としては珍しく、この3試合の先発11人は固定されており、この3試合を戦い抜いた。
序盤戦からの変化といえば、やはりSBの人選だろう。右はアブドゥコディル・クサノフ、左はニコ・オライリーが起用され、勝ち点7の獲得に大きく貢献している。
オライリーは昨季も左SBを務めていたが、今季はラヤン・アイト・ヌーリの獲得によって本来の中盤でプレイすることに。しかし、そのヌーリが負傷してしまい、左SBに戻ってきた。
前述したように本職はMFのオライリーだが、左SBでは本職顔負けのパフォーマンスを披露している。昨季は7ゴール3アシストを記録するなど得点力があり、守備面では193cmの高身長を生かして相手の攻撃を跳ね返している。
『football insider』によると、左SBとして成熟しつつあるオライリーに対し、プレミアリーグのチェルシーとブンデスリーガのレヴァークーゼンが関心を寄せているようだ。チェルシーは以前からオライリーに関心を寄せており、再度アタックするとみられている。
チェルシーは今夏左SBとCBの2つのポジションでプレイできるヨレル・ハトをアヤックスから獲得したが、ここまでは控えが中心となっており、2-1で敗れたマンチェスター・ユナイテッド戦では出番がなかった。