マンCで好調を維持するハーランド photo/Getty Images
CLでも優勝候補になるとESPNは評価
マンチェスター・シティは21日にプレミアリーグ第5節でアーセナルと対戦し、1-1で引き分けた。驚きだったのは、マンC指揮官ジョゼップ・グアルディオラが見せた戦術だろう。
前半にFWアーリング・ハーランドのゴールで先制したマンCは、後半途中から徹底した守備固めに動いた。グアルディオラの哲学とは反するスタイルで、最終的にマンCのポゼッション率は33%まで下がった。
マンCは2020-21シーズンからプレミアリーグを4連覇するなど圧倒的な強さを見せてきたが、昨季は優勝したリヴァプールに13ポイント差をつけられての3位と苦しいシーズンを過ごすことになり、グアルディオラの考えにも変化が出てきたのかもしれない。
以前ほどゲームを支配する戦いではなくなっているが、まだまだ力はある。前線にハーランドが構えていることも大きく、『ESPN』はグアルディオラとハーランドがいる限りはチャンピオンズリーグ制覇をも狙えるチームだと主張する。
「優勝候補であろうとなかろうと、グアルディオラが指揮を執り、ハーランドが前線にいる限りシティを軽視することはできない」
もしマンCが今回のアーセナル戦のように割り切った戦いを見せるなら、プレミアの戦いに加えてCLでも厄介なチームとなるだろう。ハーランドを軸とした堅守速攻も興味深いオプションになるはずで、今回のアーセナル戦で現実的な選択肢が生まれたのは好材料と言える。

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