2014ブラジル大会以来3大会ぶりのW杯出場に近づくアルジェ...の画像はこちら >>

父のルーツであるアルジェリア代表でプレイする可能性があるGKルカ・ジダン Photo/Getty Images

正GKとして招集か

スペイン2部リーグ、グラナダに所属するGKルカ・ジダンが、10月のアルジェリア代表に招集される可能性があるという。

かつてユベントスやレアル・マドリードでプレイした元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏の次男であるルカ・ジダン。

これまでU-16やU-20のフランス代表としてプレイした実績があるが、A代表でのプレイ歴はなかった。そうした中19日、アルジェリアサッカー連盟は同選手がアルジェリア代表チームでのプレイを正式に許可したこと発表。父親のルーツであるアルジェリアへの代表変更がFIFA(国際サッカー連盟)より承認されたことで、今後同国代表でのプレイが可能になったという。また『MARCA』によれば、現在アルジェリア代表は欧州でプレイするGKが不在なため、正ゴールキーパーとして10月に行われるワールドカップアフリカ予選のメンバーに選ばれる可能性があるという。

現在アルジェリア代表は、アフリカ予選グループGで6勝1分1敗勝ち点19の首位に立っている。2位のウガンダ代表とは4ポイント離れており、次節のソマリア戦で勝利すれば2014年ブラジルワールドカップ以来3大会ぶりのワールドカップ出場が決まる状況だ。

現在27歳のルカ・ジダンはレアル・マドリード・カスティージャ出身で、2020年10月に出場機会を求めてラージョ・バジェカーノへ移籍。その後エイバルでもプレイし、昨年の夏にグラナダへ加入した。仮にアルジェリア代表の出場が決まれば、来年のワールドカップで見られる楽しみも出てくるだろう。アルジェリア代表は現地時間10月9日にソマリア代表と、14日にウガンダ代表と対戦する。なおアフリカ予選はFIFA+で視聴が可能だ。

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