リヴァプールのフロリアン・ヴィルツ photo/Getty Images
いまだノーゴールノーアシスト
今夏レヴァークーゼンからリヴァプールに加入したフロリアン・ヴィルツが苦しんでいる。1億1600万ポンド(約220億円)という破格の移籍金で入団したことから多くの人々がその金額に見合うだけの活躍を期待していたが、ヴィルツはプレミアリーグでは開幕から5試合を消化した現時点でゴールもアシストも記録していない。
こうした中、ヴィルツがイギリスメディア『SKY』のインタビューに応じた。同選手は、「もちろん僕も今ぐらいの時点で既に1点取っているかスコアポイントを少し記録していればいいなと思っていた」と今の状況が自身にとっても期待に反するものであることを認めた後、さらに以下のように続けた。
「でも誰が何を言っていても気にしないよ。僕はクールであり続ける。「彼に時間を与えろ」という言葉をいつも耳にするのは嫌なんだ。僕は新しいチャレンジを以前よりも上手くやろうと毎試合頑張っている」
「何もかも順調に進むわけではないという状況は時々ある。僕のキャリアの中でそういう瞬間は今まであまりなかったけどね。僕はひどいプレイをしているわけではなく、単にスコアポイントをまだ記録していないというだけだ。この状況を乗り越えたら結果はそのうちついてくるはずだし、全て上手く行くと思う」
23日(現地時間)にカラバオカップ3回戦でサウサンプトンと対戦し、2-1で勝利したリヴァプールは、これから27日にクリスタル・パレス戦、30日にガラタサライ戦、そして10月4日にチェルシー戦と過密日程での試合が続く。サウサンプトン戦には出場しなかったヴィルツとしては、この代表ウィーク前の3試合のどこかで得点に絡む結果を出して流れを変えたいところだろう。