マンチェスター・シティのクサノフ photo/Getty Images
右サイドを安定させた
プレミアリーグ第2節トッテナム戦、続く第3節ブライトン戦で連敗を喫するなど、難しいシーズンのスタートとなったマンチェスター・シティ。
それでもマンチェスター・ユナイテッドとのダービー、そしてCLナポリ戦で勝利を飾り、続くアーセナル戦でも勝ち点を挙げることに成功している。
この3試合ではわずか1失点と守備が安定していたシティだが、その中で輝きを放っていたのがアブドゥコディル・クサノフだ。
21歳と若いウズベキスタン代表DFで、本職はCBながらこの3試合では右SBとして躍動。特に守備面での貢献度が高く、優れた身体能力を生かして相手アタッカーを封じていた。
『Manchester Evening News』では指揮官であるペップ・グアルディオラ監督がクサノフについてカイル・ウォーカーを彷彿とさせるようなパフォーマンスだったと称賛のコメントを送っている。
「彼はバックラインなら左SB以外のポジションでプレイできる。彼の視力は信じられないほど優れていて、堅実で安定している。身体的には全盛期のカイル・ウォーカーのようだ。集中力が高く学ぶ意欲も旺盛。本当に素晴らしい」
そんなクサノフだが、アーセナル戦ではハーフタイムでの交代を余儀なくされてしまった。重症ではないようで、ペップ監督はハダースフィールドとのカラバオ杯を含めた今後3試合には出場できないと前日会見で語っている。
代役として起用が予想されるのはマテウス・ヌネスとリコ・ルイスだが、今季はどちらもクサノフのような安定したパフォーマンスを披露できていない。