リヴァプールのキエーザ photo/Getty Images
カラバオカップでは2アシスト
リヴァプールでプレイするイタリア代表FWフェデリコ・キエーザは今シーズンの意気込みを語った。『The Athletic』が報じている。
昨夏ユヴェントスからリヴァプールにやってきたキエーザだったが、加入1年目は怪我に悩まされる形となり、公式戦14試合の出場、プレイタイムも466分に留まった。そのため、今夏には早くもセリエA復帰の噂が浮上し、リヴァプール退団も囁かれた。
しかし、最終的にリヴァプールで戦うことを決断したキエーザ。開幕戦では終了間際に決勝ゴールを決め注目を集めた。そしてカラバオカップ3回戦のサウサンプトン戦で2アシストを記録する大活躍を見せたが、キエーザ自身も今シーズンは手応えを感じている様子だ。
「身体の面ではずっと調子が良くなった。今年は昨年の合計よりも多くプレイしているので満足しているし、この調子で続けなければならない」
「(昨シーズンは出場できなかったのは)本当に辛かったけど、コーチが求めるレベルには達していなかったと思う。彼の判断は理解できた。今年は違う。身体的にも精神的にも調子が良い。コーチもそれを認めてくれて、より多くの出場機会を与えてくれている」
さらにキエーザはCLリーグフェーズの登録メンバーから外れたことにも言及したが、アルネ・スロット監督の決断を尊重し、納得していたようだ。
「彼(スロット)は自分の考えと、なぜそのような行動を選んだのかを私に話してくれた。
「私は監督にこう言った。『わかりました、問題ありません。これからも努力を続け、カラバオカップとプレミアリーグでチャンスを掴みます』と。私はプロの選手だ。リヴァプールでプレイしている。それだけで十分素晴らしいことだ」
またキエーザが得意とするポジションにはライバルも多いが、「競争が嫌なら、他のチームに行くさ。でも、私は競争がしたい。ここでプレイしたい。結局のところ、競争はより良い選手になるための助けになると思うんだ」と語っており、定位置確保へ燃えている。
英『The Guardian』によれば、ジョヴァンニ・レオーニが負傷したことでキエーザが代わりにCLメンバー登録される可能性もあるようだが、リヴァプールでの成功誓うストライカーのパフォーマンスから目が離せない。