マンチェスター・シティのカルビン・フィリップス photo/Getty Images
長い月日が流れた
マンチェスター・ユナイテッドが2回戦で4部クラブ相手に敗れるなど、波乱のある今季のカラバオカップ。同じくマンチェスターに位置するシティは3回戦で3部のハダースフィールドと対戦した。
シティは連戦続きということもあって、アーリング・ハーランドはベンチ外。オマル・マルムシュも負傷で離脱しており、最前線には若手のディバイン・ムカサが起用された。
すると、そのムカサとフィル・フォーデンのコンビネーションから先制点をゲット。後半にはサビーニョが追加点を挙げ、2-0で4回戦進出を決めた。
この一戦の後半には珍しい人物が起用された。それがMFカルビン・フィリップスだ。
2022年にリーズからやってきたイングランド代表MFで、当時はロドリとポジションを争うかに思われたが、怪我等のアクシデントもあり、出場機会は得られず。近年はウェストハム、イプスウィッチへのローンを経験。今夏は怪我もあって移籍できず、クラブに残っていた。
怪我からは復帰しており、ハダースフィールド戦でメンバー入り。終盤83分にニコ・ゴンザレスとの交代でピッチに立った。
『BBC』によると、フィリップスがシティの選手としてピッチに立つのは646日ぶりだという。
シティの中盤はロドリ、ニコ・ゴンザレス、マテオ・コヴァチッチ、リコ・ルイスと非常にポジション争いが激しく、フィリップスはこの中で存在感を示すことができるのだろうか。