フェネルバフチェの低迷はテデスコ招聘後も変わらず 今週末の試...の画像はこちら >>

フェネルバフチェのテデスコ監督(左) photo/Getty Images

監督交代後は4試合で1勝のみ

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場をかけたプレイオフでベンフィカに敗れた後、フェネルバフチェはジョゼ・モウリーニョ前監督の解任を決断し、後任として前ベルギー代表監督のドメニコ・テデスコ氏を招聘した。

しかし、監督交代後もフェネルバフチェは不振から抜け出せずにいる。

テデスコ体制での初陣となったトラブゾンスポル戦こそ1-0で勝利したものの、その後の国内リーグ2試合はいずれも引き分け。24日(現地時間)に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節ディナモ・ザグレブ戦では先制点を奪われた後に1-1の同点に追いついたが、後半に入って2失点を許して1-3で敗れた。

このため早くもテデスコ監督の進退問題が注目されつつある。トルコ紙『Sabah』は、28日に予定されているアンタルヤスポルとの試合の結果次第でフェネルバフチェ首脳陣がテデスコ監督の解任に踏み切る可能性があると報じている。

テデスコ監督はサブレグ戦の後、「我々にはペナルティエリアで守備をする選手がいない。シュートをブロックする選手、クロスを跳ね返す選手がいない。そうした守備の問題についてどうあるべきなのかを選手達に話している」と守備に問題があると指摘し、さらに「そうした問題のディティールについて話をする時間、それらをトレーニングで解決する時間が我々にはない」とも語り、チームを立て直すためにはまだ時間が必要と主張している。

シーズン途中で2度目の監督交代となれば前代未聞の事態と言えるが、果たしてフェネルバフチェ首脳陣はどのような決断を下すのだろうか。

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