躍進するサンダーランド photo/Getty Images
好成績を残している
第6節の未消化試合はあるものの、プレミアリーグ現時点でのリーグテーブルでは昇格組の3クラブ、サンダーランド、リーズ、バーンリーは降格圏から離れた順位にいる。
最も好調なのはサンダーランド。
次は11位のリーズ。日本代表の田中碧が所属しており、ここまでは2勝2分2敗、勝ち点8の悪くないスタートに。第2節ではアーセナルに大敗を喫してしまったが、そこから崩れることはなく、直近のゲームではボーンマスから勝ち点1を獲得した。
バーンリーは17位、降格圏の18位アストン・ヴィラとの勝ち点差はわずか1だが、彼らはここまでの日程が非常に厳しいものとなっている。6試合を終えて対BIG6が4試合を占めており、残念ながら勝利することはできなかったが、0-1で敗れたリヴァプール戦では後半アディショナルタイムまで無失点をキープしており、昨季の堅守はまだ継続できている。
『BBC』によると、6試合を終えた昇格組の合計勝ち点23は直近9シーズンの中では2番目に優れた成績だという。
最も勝ち点を獲得したのが17-18シーズンの25ポイントで、当時の昇格組はニューカッスル、ブライトン、ハダースフィールドの3クラブ。当時はその3クラブがすべて残留に成功している。
一方で、直近の2シーズンは昇格した3クラブがすべてそのシーズンに降格を経験している。序盤6試合での合計勝ち点を見ると、23-24シーズンが勝ち点6、翌24-25シーズンの勝ち点は8となっている。
昨季の昇格組であるレスター、イプスウィッチ、サウサンプトンの3クラブと今季の3クラブの違いとして同メディアは守備の強固さを挙げている。今季は昨季と比較して失点が8少なく、相手のチャンスは32回も減っている。
第7節ではバーンリーを除く2チームがBIG6と対戦することになる。リーズはトッテナム、サンダーランドはマンチェスター・ユナイテッドを迎えることになるが、勝ち点を獲得することはできるのだろうか。