マンチェスター・ユナイテッドの宮澤 Photo/Getty Images
愛されキャラ
マンチェスター・ユナイテッドWFCに所属する日本代表MF宮澤ひなたが、WSL(女子スーパーリーグ)第4節のリヴァプールFCウィメン戦、ノースウェスト・ダービーで今シーズン初ゴールを記録し、チームを勝利に導いた。[4-3-3]の中盤で先発フル出場した宮澤は、その圧倒的なパフォーマンスでプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されている。
試合開始わずか4分、宮澤は味方のクロスボールのこぼれ球に反応し、抑えの効いたダイレクトミドルシュートを放った。ボールは左ポストを叩いてゴールに吸い込まれ、GKが全く反応できない見事なゴラッソとなり、チームに先制点をもたらした。ユナイテッドはその後もライバルを寄せつけず追加点を重ね、2-0で勝利を収めた。これで2位を維持し、首位チェルシーを2ポイント差で追う展開となった。
データサイト『Fotmob』によると、宮澤はパス成功率90%、ボールリカバリー5回、インターセプト3回という圧倒的なスタッツを記録し、攻守にわたって傑出したプレイを見せた。POTMの授与では、エラ・トゥーンからトロフィーを受け取り祝福され、仲間たちと抱き合う姿も。チーム内での愛されぶりも垣間見せている。
チームのタイトル獲得に向けて、宮澤の存在は不可欠である。この勢いを継続し、今後のリーグ戦でもさらなるゴールと勝利に貢献する姿を楽しみにしたい。