世界も驚愕の「走行距離」データ JリーグがセリエA超えの世界...の画像はこちら >>

走行距離で世界の牙城を崩したJリーグ photo/Getty images

欧州トップに匹敵

Jリーグが、時速15キロメートル以上で走った走行距離の割合で、世界第3位にランクインしたことが、スイスのサッカー専門調査機関『CIES Football Observatory(CIES)』のデータで明らかになった。この割合は21.6%で、ブンデスリーガの21.7%にわずか0.1%差まで肉薄しており、Jリーグが世界のトップリーグと遜色ない運動量を有していることを示唆する結果である。



ランキングのトップはプレミアリーグの22.3%、2位はブンデスリーガの21.7%と、欧州の主要リーグが上位を占めている。その中でJリーグが3位に食い込んだことは特筆すべき点である。この数字は、Jリーグの試合が非常にインテンシティが高く、選手たちが高い運動量を維持していることを裏付けている。

一方で、世界のビッグリーグと比較しても興味深い結果が出ている。4位はリーグ・アン、5位はセリエAと続き、世界屈指のリーグとして知られるスペインのラ・リーガは、8位という結果に終わっている。このデータは、単なる技術や戦術だけでなく、運動量というフィジカル的な側面で、Jリーグが欧州5大リーグの一部に匹敵するか、あるいは上回っていることを示している。

技術と戦術だけでなく、運動量という現代サッカーにおいて最も重要な要素の一つで、欧州の強豪リーグと肩を並べるJリーグの戦いのレベルは、今後ますます向上していくと期待できる。

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