ボローニャ戦で劇的な同点弾を挙げ、シャツを脱いで喜びを表したカマルダ Photo/Getty Images
明かされた6年前の交流
セリエA第5節、レッチェとボローニャの一戦は2-2のドローで終わった。後半アディショナルタイムまで1-2とビハインドを負っていたレッチェ。チームを救ったのは、ミランからローン移籍した17歳の神童だ。カマルダはアディショナルタイムに得たコーナーキックに飛び込むと、強烈なヘディングでネットを揺らす。この一撃はセリエA初ゴールとなった。
このゴールを、6年前にまだ幼かったカマルダと交流したズラタン・イブラヒモビッチ氏が祝福している。イブラヒモビッチ氏はSNSで、2019年にInstagramで届いたアカデミー時代のカマルダからのメッセージを公開。そこには、こう書かれている。
「僕はイタリア人で、ACミランの大ファンです。あなたは偉大なチャンピオンです。ミランに来てくださってありがとうございます。僕はあなたのことが知りたい。あなたは僕のヒーローなんです」
「あっ! 僕はミランでプレイしています。名前はフランチェスコ・カマルダといいます」
このメッセージ画像に「今では誰もが君のことを知っているよ。私だけじゃなくね」とコメントを添えて公開したイブラヒモビッチ氏。6年前に届いた少年からのメッセージを覚えていたようだ。
セリエA史上最年少出場記録も保持するカマルダ。憧れの人からのメッセージを胸に、いっそうスケールの大きなプレイヤーへと成長することを期待したい。
Francesco Camarda opening his league account when it mattered most #LecceBologna pic.twitter.com/ZaD3lneTZS
— Lega Serie A (@SerieA_EN) September 29, 2025