バイエルンで得点量産中のケイン photo/Getty Images
新契約を準備か
バイエルンのスポーツディレクターであるマックス・エーベル氏は2人の主力選手と新契約を結びたいと考えているようだ。英『Sky Sports』が報じている。
1人目は2023年夏にやってきたイングランド代表FWハリー・ケインだ。加入1年目から得点を量産するケインはすでに同クラブで104試合に出場し100ゴール29アシストという圧巻の数字を残しており、絶対的なストライカーとして君臨している。現行契約は2027年までとなっているが、同選手には5700万ポンドの契約解除金があり、プレミアリーグへの復帰が噂されている。
そんなケインについてエーベル氏は「ハリーは我々にとって並外れた選手であり、真のリーダーだ。彼はバイエルンへの移籍を強く希望していた。そして同時に我々とプレイしタイトルを獲得できることは素晴らしいことだとも言っていた」と言及。
さらに続けて「我々は今後も長く彼と共にこの状態を維持したい。だからこそ、次のステップについては彼とじっくりと話し合いたいと思っている」と語っており、新契約締結に向けて動き出すことを示唆した。
そしてもう1人、来夏の退団が囁かれているのがフランス代表DFダヨ・ウパメカノだ。2021年よりバイエルンでプレイする同選手の現行契約は今シーズン限りとなっており、フリーでの獲得を狙ってリヴァプールやレアル・マドリードが目を光らせていると考えられている。
エーベル氏は「多くのクラブがダヨに興味を持っているのは驚きではない。我々も彼との契約延長に興味を持っている」と語り、ケインと同様にウパメカノとも新契約を交わしたいと考えているようだ。
また同氏は「昨年の他の契約と同様、時間がかかるものだ。我々は話し合いを進め、バイエルンのプロジェクトを彼らに納得させようとしている。二人とも絶対に引き留めたいと思っている」とも話しており、バイエルンSDは2人の流出阻止へ全力を注ぐことを明言した。