バルセロナのクンデ photo/Getty Images
最終的に誰も獲得せず
CBのアブドゥコディル・クサノフを右SBとして起用し、守備の安定を手に入れたマンチェスター・シティ。
クサノフを右SBに起用するまではマテウス・ヌネスとリコ・ルイスがピッチに立っていたがどちらも安定せず、右SBというポジションは8月のシティのウィークポイントだった。
カイル・ウォーカーが完全移籍で退団したこともあり、今夏の移籍市場では右SBの獲得に動いていたシティ。しかし、メインターゲットであるニューカッスルのティノ・リヴラメントは獲得できず、市場閉幕を迎えてしまった。
『MUNDODEPORTIVO』ではバルセロナのデコスポーツディレクターが今夏フランス代表のジュール・クンデに対し、シティからのコンタクトがあったと明かしている。
獲得が可能かどうか聞いてきたようで、同氏はすぐに「NO」を突きつけたという。そのためシティはバルセロナに正式なオファーを提示せず、夏を終えている。
クサノフが右SBにフィットし、不安定だったヌネスもバーンリー戦では2得点に絡むなど結果を残している。クサノフはCBとの兼務となるが、シティは今後の右SBを狙うことになるのだろうか。