佐野海舟は今季も開幕からキレキレ　ブンデスの9月月間MVP候補に「我々が理解している以上の才能がある」
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マインツで活躍する佐野 photo/Getty Images

アウグスブルク戦での活躍も強烈だった

昨季の勢いそのままに、今季も快調な滑り出しを見せたのがマインツ所属の日本代表MF佐野海舟だ。チームはスタートダッシュに失敗したが、佐野の個人パフォーマンスは高い評価を得ている。



9月最大のハイライトは1ゴール2アシストを決めた20日のアウグスブルク戦で、佐野にとってはこれがブンデスリーガでの初ゴール&初アシストだった。佐野のおかげで勝ったゲームであり、守備的MFとしてさらに評価を上げることに成功した。

ブンデスリーガ公式は、9月のリーグ月間MVP候補の1人に佐野をリストアップ。この1ヶ月のパフォーマンスを見れば納得の選出だろう。

「マインツの中盤の底に入る佐野はチームにとって重要な存在だ。チームの守備の安定に貢献していて、9月はタックル成功率63%と驚異的な数字を残しており、ブンデスリーガで最も多くのタックルを成功させた選手となった」

同サイトはこのように佐野を称賛していて、チームのニコ・ブンゲルトSDも「ブンデスでもUECLでも、佐野は卓越したクオリティを発揮している。我々にとって頼もしい存在であり、対戦相手を悩ませている。彼には我々が理解している以上の才能がある」と絶賛する。

他にはバイエルンでゴールを量産するFWハリー・ケイン、直接フリーキックを炸裂させたレヴァークーゼンDFアレハンドロ・グリマルド、フランクフルトの若きスターであるMFチャン・ウズン、フライブルクの守護神ノア・アトゥボル、左サイドから高精度のクロスを連発するライプツィヒDFダビド・ラウムが月間MVP候補に挙げられている。



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