アル・ナスルで活躍するロナウド photo/Getty Images
ロナウドが好調なら頂点を目指せるかも
2022ワールドカップ・カタール大会が終了した際には、これがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにとって最後のW杯かと思われた。しかしロナウドはその後もトップコンディションを維持し、来年41歳にして2026年大会に参戦する可能性が高くなっている。
今のポルトガルは他にもFWラファエル・レオンやMFヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェスら実力者を揃えており、今度こそ最後になるであろうロナウドとのW杯で頂点に立ちたいとの思いは強いはず。
『Oddspedia』にてロナウドの影響力が特大のものだと主張するのは、アーセナルなどで活躍した元ブラジル代表MFジウベルト・シウバ氏だ。ロナウドが後輩選手に与えるモチベーションは特別なものがあり、ロナウドにしか出せないリーダーシップがあるとの考えだ。
「彼はマシーンだ。クリスティアーノは他の選手と異なるメンタリティを持っている。以前ほどスピードがあるわけではないが、得点は重ねている。ピッチにどれだけ長くいるかに関わらず、彼のリーダーシップはポルトガルにとって不可欠なものだ。彼は他の選手を鼓舞し、限界まで追い込み、何でも達成できるとの自信を与えてくれる」
仏『Foot365』はヴィティーニャらロナウドの下の世代を黄金世代と呼んでおり、確かに今のポルトガルは攻守両面でタレントが揃っている。センターフォワードとしてロナウドがトップフォームで臨んでくれるならば2026W杯制覇を狙うことも不可能ではないはず。ポルトガルにとって2026年大会は特別な意味を持つ大会となりそうだ。