イサク、ギェケレシュ、エランガ、そこにバルサのバルドグジが初...の画像はこちら >>

バルセロナへ移籍したバルドグジ photo/Getty Images

19歳のバルドグジも招集された

前回の2022ワールドカップ・カタール大会は欧州予選敗退となり、出場権を逃したスウェーデン代表。

しかし、今のスウェーデンには欧州トップリーグで活躍する若いタレントが増えている。

2026年大会で見てみたいチームの1つであり、世界中のサッカーファンも注目しているのではないか。

何よりの魅力はリヴァプールFWアレクサンデル・イサク、アーセナルFWヴィクトル・ギェケレシュの強力2トップであり、これほど豪華なストライカーを2枚も抱えている代表チームは稀だ。

彼らをベースに、アタランタDFイサク・ヒエン、左ウイングバックとしてドルトムントで好プレイを見せているDFダニエル・スヴェンソン、ブライトンMFヤシン・アヤリ、フランクフルトMFヒューゴ・ラーション、トッテナムMFルーカス・ベリヴァル、ニューカッスルの韋駄天FWアンソニー・エランガ、負傷離脱中のトッテナムMFデヤン・クルゼフスキといった選手もいる。

そして今月、そこにもう一人楽しみなタレントが加わった。コペンハーゲンからバルセロナに加わった19歳MFルーニー・バルドグジだ。まだバルセロナでの出番は限定的だが、先発した先日のレアル・ソシエダ戦では右サイドから積極的な仕掛けを見せていた。

スウェーデン代表を指揮するヨン・ダール・トマソンは今月の代表メンバーにバルドグジを招集していて、デビューの時は近いか。バルドグジはU-21スウェーデン代表でキャプテンマークを巻いたこともあり、世代別代表での経験は十分だ。早くA代表で見たいと考えていたファンも多いはず。

ただ、ワールドカップ出場権獲得への道は甘くない。スウェーデンは欧州予選でグループBに入っているが、先月はスロベニアと2-2で引き分け、続くコソボ戦では0-2と思わぬ敗北を喫してしまった。1分1敗の立ち上がりで、早くも首位を走るスイス代表とは5ポイントの差がついてしまった。


今月の予選では10日にそのスイスとの直接対決があり、スウェーデンはホームで戦える。スイス撃破で勢いに乗りたいところで、これだけのタレントを抱えながら予選敗退はショックが大きいだろう。



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