こぼれたボールを蹴り込んで今季初ゴールを奪ったライス Photo/Getty Images
節目に華を添えた
プレミアリーグ第7節、アーセナルとウェストハムのゲームが行われた。
勝てば暫定首位に躍り出ることができるアーセナルは、アンカーにライスを置きインサイドハーフにウーデゴーとエゼを併用する攻撃的な形。しかしいきなりコーナーキックから危ない場面を作られかけ、ゴールに迫るシーンを作るのはむしろアウェイチームという立ち上がりとなる。
13分にはアーセナルに決定的なチャンス。サカのクロスに合わせようとしたギェケレシュがゴール前中央で潰れ、こぼれ球がエゼのもとへ。エゼは蹴り込もうとするが、吹かしてしまう。
しかしアーセナルにアクシデント。サマーヴィルと交錯した際にウーデゴーが膝をぶつけてしまう。交代かと思われたがピッチに戻り、ゲームは再開された。しかししばらくプレイしたのちにピッチに座り込んでしまい、スビメンディとの交代でピッチを降りることになる。
ボールを握って攻め立てるも、守備を固めるウェストハムをなかなか崩せないアーセナル。しかし38分にスコアが動いた。スビメンディからのスルーパスに反応したエゼがシュートに持ち込み、アレオラが弾いたボールをライスが押し込んでゲット、アーセナルが先制に成功する。
前半終了間際には右のポケットを突く攻撃から、こぼれたボールをカラフィオーリがミドルシュート。アレオラに当たってボールはゴールに転がり込みかけるが、すんでのところでウェストハムはクリアに成功した。
前半だけで15本のシュートを打ったアーセナルは、後半もボールを保持し攻勢に出る。52分にはライスの右からの逆足クロスにギェケレシュが中央で合わせようとするが、あと1歩タイミングが合わない。
ウェストハムは交代カードを切りながら打開を図るが、65分にエリア内で見事なトラップを見せたティンバーをディウフが倒してしまい、PKを与えてしまう。これをサカが決め、アーセナルが追加点を取ることに成功した。
余裕ができたアーセナルは75分にヌワネリ、ルイス・スケリーのアカデミーコンビを投入。エゼをワイドに配置する。さらに腰を痛めた様子のライスに代えてメリーノ、そしてマルティネッリもピッチに送り込む。
ウェストハムはアディショナルタイムにコーナーキックからマーシャルが頭で合わせゴールに迫るが、得点ならず。アーセナルがクリーンシートでウェストハムを破り、ミケル・アルテタ監督の公式戦300試合目を勝利で飾った。
[スコア]
アーセナル 2-0 ウェストハム
[得点者]
アーセナル
デクラン・ライス(38)
ブカヨ・サカ(67・PK)
待望の今季初ゴール
— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) October 4, 2025
攻撃の時間が続いていたアーセナル
エゼのシュートは相手GKに阻まれるも#ライス がセカンドボールを逃さず
ゴールに叩き込み先制に成功
プレミアリーグ 第7節#アーセナル v #ウェストハムhttps://t.co/CU8InFYQw1 pic.twitter.com/gnkizoWyxB