フランクフルトのロビン・コッホ photo/Getty Images
ホームで0-3
4日(現地時間)、日本代表MF堂安律の所属するフランクフルトはブンデスリーガ第6節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-3で敗れた。
試合はキックオフ直後にセルジ・ニャブリの右サイドからの折り返しをゴール前にいたルイス・ディアスが押し込んで開始16秒でバイエルンが先制すると、27分にもハリー・ケインがペナルティエリア手前からミドルシュートを突き刺し2点目。
後半に入ってもバイエルンがボール支配率で上回り、フランクフルトを押し込んでさらなる追加点を狙う展開が続く。そうした中でフランクフルトも粘り強い守備で対抗していたが、84分にディアスに3点目を決められてしまい、ホームで0-3で敗れた。
試合後、フランクフルトのディノ・トップメラー監督はドイツメディア『SKY』の取材に応じ、以下のように語った。
「この試合をうちの選手達を評価するための基準として使うべきではないと思う。ただし、我々がこのレベルで戦うためにはまだやるべきことがあるというのを理解することは重要だ」
また、フランクフルトでスポーツディレクターを務めているマルクス・クレシェ氏も『SKY』に対して、「バイエルン戦ではいつだって素晴らしいパフォーマンスが必要になる。今日の試合の前半に関しては、我々には何もなかった。今のうちの選手達にとって、バイエルンは明らかにワンランク上の相手だった」と語り、完敗を認めた。
今シーズン開幕前に堂安律やヨナタン・ブルカルトを獲得し、ブンデスリーガでは開幕から2連勝と好調だったフランクフルトだが、先日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのアトレティコ・マドリード戦(1-5)と今回のバイエルン戦を見る限り、まだビッグクラブとは大きな力の差があるようだ。

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