チェルシー戦でのリヴァプールの選手達 photo/Getty Images
終盤に痛恨の2失点目
4日(現地時間)、リヴァプールはプレミアリーグ第7節でチェルシーと対戦し、1-2で敗れた。
前節クリスタル・パレス戦(1-2)、そして9月30日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのガラタサライ戦(0-1)に敗れていたリヴァプールは、チェルシーとの試合でも14分にモイセス・カイセドに強烈なミドルシュートを叩き込まれて先制点を奪われる苦しい展開となる。
後半に入って63分にコーディ・ガクポのゴールで同点に追いついたが、後半アディショナルタイムに右サイドを崩され、最後はゴール前への折り返しをエステヴァン・ウィリアンに決められ、敵地で1-2で敗れた。
これで公式戦3連敗となり、プレミアリーグでの首位の座も明け渡した。シーズン開幕当初の勢いがなくなりつつあるリヴァプールについて、同クラブの地元メディア『THIS IS ANFIELD』は、アルネ・スロット監督によるシステム変更や選手起用に疑問を呈するとともに、チームの現状について以下のように批判している。
「率直に言って、この昨シーズンのプレミアリーグのチャンピオンは迷走している。今年夏に大きな変化が数多くあり、そして期待されているパフォーマンスを発揮している選手はあまりにも少ない」
「もちろんリヴァプールはまだ首位と1ポイントの勝ち点差しかないという見方もできる。しかし今は楽天的になれる理由が見当たらないし、それこそが大きな問題だ。『基本に立ち返る』ということは彼らに対して過度な要求なのだろうか」
スロット監督には代表ウィーク中に問題点の抽出と修正が求められている。同監督は、リヴァプールに来て初めての正念場を迎えている。