ニューカッスルの新エース候補ヴォルテマーデ photo/Getty Images
元指揮官が期待を寄せる
ニューカッスルでも指揮を執ったことがあるアラン・パーデュー氏は、今シーズンのニューカッスルは優勝を狙えるチームだと太鼓判を押した。
エディ・ハウ監督率いるチームは昨シーズン、5位でフィニッシュし、CLの出場権を獲得。
そして今夏、戦力アップを図るべく移籍市場で積極的な動きを見せたが、苦戦。最終的にニック・ヴォルテマーデやマリック・チャウ、アンソニー・エランガ、ジェイコブ・ラムジー、ヨアネ・ウィッサらを獲得したが、絶対的エースだったアレクサンデル・イサクが退団したため、戦力を不安視する声もあった。
現在プレミアリーグでは2勝3分2敗で7位につけているニューカッスルだが、パーデュー氏はここからの巻き返しを期待しており、優勝候補の1つになり得ると自身の見解を語った。
「ニューカッスルは少しペースを上げつつある。それにウィッサも復帰する。彼の加入は攻撃の勢いという点でチームにとって大きな助けになるだろう。今のところそう考えるのは難しいと分かっているが、ニューカッスルは間違いなく優勝争いに加わっていけると思う」
「私は、彼らは間違いなく優勝候補だと思っている。他のチームを見てみると、もし私がエディであのメンバーと勢いがあれば、観客はしっかりと味方についているだろう」
「私が言っているのは監督のことだ。彼は小さな道具箱に十分な道具を揃えてる。もう何年も一緒にやってるんだ。彼らは昨年カップ戦を制したから、トロフィー獲得という点ではもうプレッシャーが軽減された。
一般的に優勝候補と考えられているアーセナルやリヴァプールに比べて安定感という点では劣るかもしれないが、同氏が指摘するようにニューカッスルもメンバーが揃っており、勢いに乗せたらリーグの中で最も怖いチームの1つであることは間違いないだろう。
CLもあり、過密日程をどうこなしていくかという点も今シーズンの大きな課題になりそうだが、ニューカッスルはここから順位を上げてタイトルレースに参加できるか。