レアルでチャンスを待つエンドリック photo/Getty Images
冬までに状況が変わらなければレンタルに出た方がいいか
開幕からリーグ戦&チャンピオンズリーグで出場時間はゼロ。ブラジルの新たな神童と期待されてきたFWエンドリックは、レアル・マドリードで大きな壁にぶつかっている。
痛手だったのは今夏の怪我だ。エンドリックは怪我が原因で今夏のクラブワールドカップを欠場することになり、新指揮官シャビ・アロンソに十分なアピールが出来なかった。
その間にFWゴンサロ・ガルシアが一気に評価を上げることになり、エンドリックは序列争いでガルシアに負けている。キリアン・ムバッペからポジションを奪うのも非現実的であり、エンドリックには我慢の時間が続いている。
仏『Foot Mercato』によると、クラブのレジェンドであるグティ氏は12月になっても状況が変わらない場合はレンタル移籍に出た方がいいとアドバイスしている。
「彼にはウォーミングアップの機会すらない。シャビは試合終了間際にゴンサロを投入している。これでエンドリックの目にも序列が映っていることだろう。今後彼が決定力を発揮できるのか、それは分からない。怪我は誰にでもあることだし、監督が君に賭けてくれることもあるかもしれない。しかし12月になってもチャンスを掴んでいないなら、成長を続けるためにレンタル移籍に出るのが最善だ。アルダ・ギュレルのように、若手にとって最も重要なのは出場時間だからだ」
エンドリックはブラジル代表の一員として来年の2026ワールドカップに参戦することを夢見ているようだが、今のところ実現する可能性は高くないか。12月までにレアルでの状況を変えるのは簡単ではない。
Futuro brillante, presente imparable.
— LALIGA (@LaLiga) July 21, 2025
¡Feliz cumpleaños, @Endrick!#LALIGAEASPORTS pic.twitter.com/ji8Jx5Avuf